じん‐しん【塵心】
俗塵に汚れた心。俗世間の名利をむさぼる心。俗心。
じん‐じ【塵事】
世間のわずらわしい俗事。
じん‐せい【塵世】
汚れた世の中。俗世間。
じん‐せんぷう【塵旋風】
強い日射で地表付近の温度が上がることにより上昇気流が発生し、旋風となって地面の砂や塵を舞い上げる現象。ダストデビル。
じん‐ぞく【塵俗】
けがれた俗世。塵界。
じん‐ちゅう【塵中】
１ ちりのなか。 ２ けがれた世。俗世。
じんてんあいのうしょう【塵添壒嚢鈔】
室町時代の百科事典。20巻。著者未詳。天文元年（1532）成立。「壒嚢鈔」に「塵袋(ちりぶくろ)」から選出した201項を増補して、俗語の起源、寺社の縁起、故事・故実などを解説。
じんでん‐ごう【塵点劫】
仏語。計ることのできないようなきわめて長い時間。塵劫。
じん‐ど【塵土】
１ ちりと土。取るに足りないもの、値うちのないもののたとえにもいう。「—聚れば、これも堆くなるで御座ろう」〈菊池寛・蘭学事始〉 ２ けがれた現世。俗世間。「かかる道の果て、—の境まで神霊あらたに...
じん‐ぱい【塵肺】
吸入した粉塵が肺に沈着することによって起こる病気。職業病の一つで、粉塵の種類によって珪肺(けいはい)・石綿肺・炭肺などがある。塵肺症。肺塵症。
