こころ‐の‐ちり【心の塵】
心のけがれ。心の迷い。煩悩(ぼんのう)。雑念。「ありがたき法(のり)にあふぎの風ならば—を払へとぞ思ふ」〈山家集・中〉
こっぱ‐みじん【木っ端微塵】
細かく粉々に砕け散ること。粉みじん。「ガラスが—に砕ける」
こな‐みじん【粉微塵】
非常に細かく砕けること。こっぱみじん。こなごな。「—に砕ける」
こ‐みじん【粉微塵】
[名・形動]「こなみじん」に同じ。「波が—に砕け散る」
こん‐じん【根塵】
六根(ろっこん)と六塵。
ご‐じん【五塵】
仏語。煩悩(ぼんのう)を起こさせて人の心をちりのように汚すもの。色(しき)・声(しょう)・香(こう)・味・触(そく)の五境のこと。
ごみ【塵/芥】
1 利用価値のないこまごました汚いもの。ちり。あくた。塵芥(じんかい)。「—の山」「—捨て場」 2 水底にたまった泥状のもの。「水田(みづた)の—深かりける畔(くろ)の上に」〈平家・九〉 [用法...
さい‐じん【細塵】
空気中に浮かんでいる、こまかなちり。
ささ‐じん【酒糂/酒塵】
《女性語》糠味噌(ぬかみそ)。〈日葡〉
さ‐じん【砂塵】
すなぼこり。すなけむり。