せき‐はい【石肺】
塵肺(じんぱい)の一。岩石の微粉が吸入されて肺に沈着し、呼吸機能が衰える職業病。
せきめん‐はい【石綿肺】
塵肺(じんぱい)の一。石綿の粉塵を吸入することによって、肺の線維組織が増殖する肺線維症を生じ、呼吸機能が低下し、心臓の障害、肺癌(はいがん)なども起こる病気。アスベスト肺症。
そ【疽】
悪性の腫れ物の一種。背中などにできる。癰(よう)の類。「—潰(つぶ)れて止(や)み」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
そう‐あい【草鞋】
わらじ。わらぐつ。そうかい。「自ら玉趾(ぎょくし)を—の塵に汚して」〈太平記・七〉
そうきょく‐ぶんしりゅう【双極分子流】
星形成領域に見られる分子流。ガスや塵が原始星に集まって円盤状になり、円盤と垂直な方向(原始星の回転軸の両極方向)に細く絞られた原始星ジェットを形成し、原始星から離れるに従い、周囲の物質を引きずっ...
そそ‐く・る
[動ラ四] 1 せわしく指先を働かせる。あれこれといじる。「めづらかなる薬玉(くすだま)せむなど言ひて—・りゐたるほどに」〈かげろふ・下〉 2 いそがしそうに物事をする。「心一つをちぢになして、...
そよ‐や
[感]《感動詞「そよ」+間投助詞「や」から》 1 驚いたり同感したりするときなどに発する声。そうだ。そうそう。「—、さる事ありきかし」〈かげろふ・下〉 2 歌謡の囃子詞(はやしことば)。「—、小...
そん‐ざ【尊者】
「そんじゃ(尊者)」の直音表記。「阿難—ぞおはしける」〈梁塵秘抄・二〉
ぞう‐げい【雑芸】
1 古代に行われた雑多な芸能。特に、中国から伝来した散楽(さんがく)系統の曲芸・奇術。雑伎(ざつぎ)。ざつげい。 2 平安後期から鎌倉時代にかけて流行した歌謡の総称。催馬楽(さいばら)など古典的...
大海(たいかい)は芥(あくた)を択(えら)ばず
広い海はどんなごみでも受け入れる。度量が広く、よく人を受けいれることのたとえ。大海は塵(ちり)を択ばず。