じゅん‐きょう【順境】
物事が都合よく運んでいる境遇。「—のうちに育つ」⇔逆境。
じゅん‐のう【順応】
[名](スル)《「じゅんおう」の連声(れんじょう)》 1 環境や境遇の変化に従って性質や行動がそれに合うように変わること。「新しい生活に—する」「—性」 2 外界からの刺激に対して、感覚器官が慣...
じょう‐じょう【情状】
1 実際の事情。実情。「—を考慮する」 2 刑事訴追を行うかどうかの判断や刑の量定にあたって、斟酌(しんしゃく)される事情。通常、犯人の性格・年齢・境遇など。
上知(じょうち)と下愚(かぐ)とは移(うつ)らず
《「論語」陽貨から》最上の知者は悪い境遇にあっても堕落せず、最下の愚者は、どんなによい境遇にあっても向上しない。
じん‐ぼう【尋訪】
[名](スル)おとずれること。訪問。「東海散士を—し、幽蘭女史の境遇を語らん」〈東海散士・佳人之奇遇〉
すく・う【救う/済う】
[動ワ五(ハ四)]《「掬う」と同語源》 1 危機的な状況や苦しい境遇、悪い環境などにある人に力を貸したり金品を与えたりして、そこから抜け出させる。助ける。救助する。救済する。「人命を—・う」「地...
す‐じょう【素性/素姓/素生/種姓】
1 血筋。家柄。また、生まれ育った境遇。生まれ。育ち。「—を明かす」「氏(うじ)—」 2 来歴。身もと。 3 出所。由緒。いわれ。「—の確かな品」
せ‐がい【世外】
俗世間をはなれた所。また、世俗を脱した境遇。「—の功名心の為に、流俗の嗜慾(しよく)を遠ざけている」〈漱石・三四郎〉
そえつ‐どうしゅう【楚越同舟】
仲の悪い者どうしが同じ場所・境遇にあること。呉越同舟。
そら【空/虚】
[名] 1 頭上はるかに高く広がる空間。天。天空。「東の—が白む」「鳥のように—を飛び回りたい」「—高く舞い上がる」 2 晴雨などの、天空のようす。天候。空模様。「今にも降り出しそうな—」 3...