どう‐し【同士】
身分や境遇、性質などが互いに共通している人。他の名詞の下に付いて、接尾語的にも用いられる。どし。「愛し合った—」「従兄弟(いとこ)—」「初対面—」 [補説]「どち」の転じた「どし」が変化した語と...
ならく【奈落/那落/捺落】
《(梵)narakaの音写「奈落迦」の転》 1 地獄。また、地獄に落ちること。「—の苦しみを味わう」 2 物事の最後の所。どん底。特に、これ以上はない、ひどい境遇。「—に沈む」 3 (奈落)劇場...
なん‐きょう【難境】
困難な境遇。切り抜けるのがむずかしい事態。
にん‐じゅう【忍従】
[名](スル)がまんして従うこと。「辛い境遇に—する」
ぬるま‐ゆ【微温湯】
1 ぬるい湯。ぬるゆ。びおんとう。 2 刺激や緊張のない境遇や生活。「—の暮らしから抜け出す」
白鷺(はくろ)は塵土(じんど)の穢(けが)れを禁(きん)ぜず
白鷺は汚れた土の上に立っても汚れることがないので汚れを気に掛けない。潔白なものはどんな境遇に置かれても、その本質は変わらないことのたとえ。
鱧(はも)も一期(いちご)海老(えび)も一期(いちご)
境遇の別はあっても、人の一生は大体同じであるというたとえ。
はり‐の‐むしろ【針の筵】
《針を植えた敷物の意から》一時も心の休まらない、つらい場所や境遇のたとえ。「—に座る気持ち」
ひ‐かげ【日陰/日蔭】
1 物の陰になって日光の当たらない所。「—で休む」⇔日向(ひなた)。 2 表立って活動することのできない地位や境遇。また、世に埋もれていること。「—の身」 3 「日陰の蔓(かずら)2」の略。
ひ‐きょう【悲境】
悲しい境遇。不幸な身の上。「—を嘆く」