かく‐へき【隔壁】
1 二つの物を隔てる壁。仕切り。 2 船舶で、浸水あるいは積み荷の石油などの漏出を一部にとどめるため、船内を仕切る壁。 3 飛行機で、特に客室後部にあって与圧室を区切る半球状の耐圧壁。
かこう‐へき【火口壁】
火口を囲む急峻(きゅうしゅん)な壁。
かべ【壁】
1 建物の外周の部分。また、部屋などを仕切るもの。木舞(こまい)を芯に練った土を塗ったり、板を張ったり、石・煉瓦(れんが)を積んだりして作る。 2 前進を阻むもの。進展の妨げとなるもの。障害。「...
かべ【壁】
安部公房の小説。3部からなる。昭和26年(1951)発表、第1部の「S・カルマ氏の犯罪」は同年芥川賞を受賞。
岡松和夫の小説。昭和34年(1959)、文学界新人賞受賞。
かんぜい‐しょうへき【関税障壁】
国内産業の保護・育成の目的で、他国商品の流入を制限するために関税を新たに設けたり、高率にしたりすること。
がい‐へき【外壁】
外側の壁。また、壁の外側。「—をめぐらす」⇔内壁。
がっ‐ぺき【合壁】
《中・近世は「かっぺき」》壁ひとえ隔てた隣。かべどなり。「近所—」
がん‐ぺき【岩壁/巌壁】
険しく切り立った岩。
がん‐ぺき【岸壁】
1 船舶を横づけするために、港や運河の岸に沿い、垂直に築いた擁壁。 2 壁のように険しく切り立った岸。
きゅうじゅうさんまんえん‐の‐かべ【九十三万円の壁】
住民税の均等割額が課税されない給与年収の上限。収入が93万円を超えると、税負担が生じることから。→百万円の壁 →年収の壁