すな‐かべ【砂壁】
色砂などで上塗りをした壁。床の間などに用いる。
せき‐へき【石壁】
1 石で築いた壁や仕切り。いしかべ。 2 岩石の絶壁。きりぎし。「数千丈の—より是を擲(な)ぐ」〈太平記・一六〉
せきへき【赤壁】
中国湖北省の南東部、揚子江(ようすこう)の南岸にある史跡。赤壁の戦いの古戦場。
中国湖北省の東部、黄岡県の揚子江北岸の地。蘇軾(そしょく)が「赤壁賦(せきへきのふ)」を作った所。
ぜっ‐ぺき【絶壁】
1 切り立ったがけ。懸崖(けんがい)。「断崖—」 2 後頭部に丸みがなく平らになっていること。また、そのような頭。
そく‐へき【側壁】
側面の壁。側面の仕切り。
そで‐かべ【袖壁】
建物から外部へ突出させる幅の狭い壁。目隠し・防火・防音などのために用いる。
そと‐かべ【外壁】
建物の外側の壁。がいへき。
たいか‐へき【耐火壁】
コンクリートや石材などの耐火材でつくった壁。
たいしん‐へき【耐震壁】
「耐力壁」に同じ。建築基準法では耐力壁、鉄筋コンクリートの構造計算においては耐震壁の語が用いられる。
たいりょく‐へき【耐力壁】
建物の荷重と水平力の地震力・風圧とに耐える、構造的に重要な壁体。間仕切り壁のような構造的耐力のない壁に対していう。たいりょくかべ。→耐震壁