し‐せい【四声】
1 漢字の韻による4種の区別。音の高低と長短との複合により、平声(ひょうしょう)・上声(じょうしょう)・去声(きょしょう)・入声(にっしょう)に分類。平声以外の三声を仄声(そくしょう)といい、ま...
したしきこえ【親しき声】
《原題、(ラテン)Voces intimae》⇒親愛なる声
しち‐せい【七声】
中国・日本音楽で、音階を構成する七つの音。五声に、呂旋法では変徴・変宮、律旋法では嬰商(えいしょう)・嬰羽の二音を加えたもの。七音。
しっ‐せい【𠮟声】
しかる声。また、しかる言葉。「—が飛ぶ」
しのび‐ごえ【忍び声】
他人に聞こえないようにひそひそ話す声。しのびね。
しめり‐ごえ【湿り声】
涙声。また、悲しみに沈んだ声。
しも‐の‐こえ【霜の声】
霜の降りた夜の、冷たくさえてしんしんと更けゆく様子をいう語。《季 冬》「黙読の書に灯はふけて—/松宇」
しゃがれ‐ごえ【嗄れ声】
「しわがれごえ」に同じ。
しゃなり‐ごえ【しゃなり声】
わめき声。どなり声。「また阿房(あはう)めが—」〈浄・忠臣蔵〉
しゃら‐ごえ【洒落声】
はしゃいでわめく声。「女房が—、響き渡りて」〈浮・新色五巻書・二〉