わらい‐ののし・る【笑ひ罵る】
[動ラ四]大声で笑い騒ぐ。「見ることのやうに語りなせば、皆同じく—・る」〈徒然・五六〉
わら・う【笑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 喜び・うれしさ・おかしさ・照れくささなどの気持ちから、顔の表情をくずす。また、そうした気持ちで声を立てる。「腹を抱えて—・う」「目だけが—・っている」 2 (「嗤う」とも...
わり‐ごえ【割(り)声】
珠算で、割り算をするときに唱える九九(くく)の声。「二一(にいち)天作の五」など。
我(われ)か
1 自分のことか。「秋の野に人松虫の声すなり—と行きていざとぶらはむ」〈古今・秋上〉 2 「我か人か」の略。「いとどなよなよと—のけしきにて臥したれば」〈源・桐壺〉
われ‐かえ・る【割れ返る】
[動ラ五(四)]「割れる」を強めていう語。騒音・喝采(かっさい)などのはなはだしいようすに用いる。「場内が—・るばかりの歓声」
われ‐がね【破れ鐘/割れ鐘】
ひびの入った釣鐘。また、その音から、濁った太い大声のたとえにもいう。「—のような大声」
われ‐ごえ【破れ声】
濁った太い声。がらがら声。
わわ・る
[動ラ四]やかましく言いたてる。わめく。「大声あげて—・り出(いだ)せば」〈浮・禁短気・四〉
わん
[副]犬のほえる声を表す語。
わん‐こ
《「わん」は犬の鳴き声を表す擬声語》犬をいう幼児語。わんちゃん。