うり‐へぎ【売り剝ぎ】
物を売って得る利益。特に、他人の物を売って手に入れる手数料。口銭。「そなたの身を売らするほどならば、三百両もしてやって、—の百両も手に持ったがよいはず」〈浄・淀鯉〉
うり‐まわ・る【売(り)回る】
[動ラ五(四)]商品を売るために、あちこちに行く。売り歩く。「化粧品を—・る」
うり‐むか・う【売(り)向(か)う】
[動ワ五(ハ四)]相場で、買い方に対して売りで対抗する。「買い相場に—・う」
うり‐もち【売(り)持ち】
為替銀行において、外国為替の売買の結果、売り為替の合計が買い為替の合計を超過している状態。⇔買い持ち。
うり‐もの【売(り)物】
1 売ろうとする品物。商品。 2 商売で、客足を引き寄せるのに役立つもの。「アフターサービスが—の店」 3 いちばん得意な技芸・技術。「強肩が—の外野手」
売(う)り物(もの)には花(はな)を飾(かざ)れ
売ろうとする品物はできるだけ体裁をよくし、美しく飾れ。
うり‐もんく【売(り)文句】
商品の特長や利点を並べて、客に買う気を起こさせるような言葉。
うり‐や【売(り)家】
売りに出ている家。うりいえ。
うり‐やくじょう【売(り)約定】
売り値・受け渡し時期などの取り決めをすること。⇔買い約定。
うり‐よね【売り米/糶】
貯蔵してある米を時機をみて売り出すこと。また、その米。⇔買い米(よね)。