あで【艶】
[形動][文][ナリ]《「あて(貴)」の音変化》色っぽくなまめかしいさま。あでやか。「香り高く蘭が—に咲く」「—姿」
あで‐やか【艶やか】
[形動][文][ナリ]《「あて(貴)やか」の音変化》女性の容姿がなまめかしいさま。美しくて華やかなさま。「—にほほえむ」「—な衣装」 [派生]あでやかさ[名]
アナログ【analog/analogue】
数値を、長さ・回転角・電流などの連続的に変化する物理量で示すこと。⇔デジタル。
アナログ‐けいさんき【アナログ計算機】
数値を連続的に変化する物理量に置き換えて演算する計算機。アナログコンピューター。
あに‐き【兄貴】
1 兄を敬って、または、親しんでいう語。 2 若者・職人・やくざなどの間で、勢力があり、頭株(かしらかぶ)に推される者。「—分」 3 年上の男。「君は僕より—だし、経験にも富んどるし」〈紅葉・多...
あね‐き【姉貴】
1 姉を敬って、または、親しんでいう語。 2 遊び人仲間などで、年上の女を敬っていう語。 [補説]「あねぎみ」の音変化か。「貴」は当て字。
アネロイド‐きあつけい【アネロイド気圧計】
《aneroidは非液体の意》気圧計の一。内部を真空にした円板状の金属製容器の表面が、気圧変化によって上下するのを、てこで指針に伝える。高度計としても使用。空盒(くうごう)気圧計。
アノマロスコープ【anomaloscope】
色覚異常の確定診断に用いられる検査機器。接眼部から覗き込むと上下に二分された円が見え、上半分は緑から黄色を経て赤に、下半分は黄色の明るさが次第に暗くなるよう変化する。上下の色と明るさが同じに見え...
あぶらげ【油揚】
「あぶらあげ」の音変化。
あ‐べか◦めり
[連語]《「あるべかるめり」の音変化形「あんべかんめり」の撥音の無表記》あるようである。ありそうに思われる。「人のそねみ—◦めるを、いかで、塵(ちり)も据ゑたてまつらじ」〈源・若菜上〉