デジタル‐ろくおん【デジタル録音】
連続的に変化するアナログの音声信号を、0と1からなるデジタルデータに変換して記録すること。エンコード(符号化)にはPCMやDSDという方式が用いられる。
でんか‐ほぞんそく【電荷保存則】
ある系での電荷の総和は、時間が経過しても、化学反応や素粒子の生成・消滅の前後においても不変であるという法則。電荷がゲージ変換に対して不変であるというゲージ不変性から導かれ、自然界の基本的性質と見...
でんき‐がっき【電気楽器】
弦などの機械的な振動を電気エネルギーに変換し、増幅することによって音を出す楽器。エレキギター、エレキベースなど。→電子楽器
でんき‐つうしん【電気通信】
文字・音声・映像などの情報を電気的な信号に変換して送受信すること。電気通信事業法では、「有線、無線その他の電磁的方式により、符号、音響または影像を送り、伝え、または受けること」と定義している。→放送
でんき‐ブレーキ【電気ブレーキ】
駆動用モーターを発電機に切り換え、走行の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して制動する方法。鉄道車両に利用。電気制動。
でんき‐マイクロメーター【電気マイクロメーター】
コンパレーターの一。対象物の長さや厚みなどの寸法の変化を、静電容量・電気抵抗・電磁誘導による電気量の変化に変換し、それを増幅して測定する。
でんじ‐こう【電磁鋼】
鉄損値が低く、電気エネルギーと磁気エネルギーの変換にすぐれた鋼板。発電所の発電機や変圧器、家電・IT機器に内蔵されるモーターなどに利用される。電磁鋼板。→方向性電磁鋼板 →無方向性電磁鋼板
でんじ‐パルスこうげき【電磁パルス攻撃】
高高度における核爆発で発生する強力な電磁波のパルス(EMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波や爆風とい...
でん‐ち【電池】
物質の化学反応または物理反応によって放出されるエネルギーを電気エネルギーに変換する装置。ふつうは化学電池をさし、充電できない一次電池、充電できる二次電池、燃料電池などがある。物理電池には光電池・...
でんり‐さよう【電離作用】
放射線が物質中を通過し、中性の原子や分子から電子を弾き飛ばして電離させる作用。ガイガーミュラー計数管は電離によって生じる電子を電気的な信号に変換することで、放射線量を計測する。