からこ‐いせき【唐古遺跡】
奈良県磯城(しき)郡田原本町の唐古池を中心とする弥生時代の遺跡。豊富な木製農具の出土によって稲作農耕の存在を実証した。近畿地方弥生土器の変遷を知る上でも重要。
きょうこう‐りょう【教皇領】
ローマ教皇が世俗的支配権をもって統治する領域。中世を通じて変遷を遂げ、ナポレオンによりいったん廃絶、のち復活。1929年、ラテラノ条約によりバチカン市国となる。法王領。
クック【Kuk】
パプアニューギニア、ニューギニア島中東部、高地地方にある農業遺跡。マウントハーゲンの北東約20キロメートル、標高約1650メートルに位置する。約1万年前よりタロイモやバナナなどが栽培された形跡が...
けい‐ろ【経路/径路/逕路】
1 通って行く道。通る道順。道すじ。「逃走—」 2 物事がたどってきた筋道。過程。「地域変遷の—」 3 (径路)ほそみち。こみち。「一方は本道なるも、路程遠く、一方は—なるも、甚だ近し」〈竜渓・...
けんぽう‐かいしゃく【憲法解釈】
憲法の条項が持つ意味を解釈すること。また、その内容。社会状況の変化に応じて、憲法と現実の間に乖離(かいり)が生じた場合などに、政府・議会・裁判所などがそれぞれの立場で行う。→憲法の変遷
げんご‐がく【言語学】
人類の言語の構造・変遷・系統・分布・相互関係などを研究する科学。その領域は広く、音韻論・音声学・意味論・文法論・語彙論・文字論・言語心理学・言語地理学・言語社会学・比較言語学・構造言語学・一般言...
こころのれきし【心の歴史】
《原題、(スペイン)Historia del corazón》スペインの詩人アレイクサンドレの詩集。1954年刊行。別邦題「心の変遷」。
こっとうしゅう【骨董集】
江戸後期の随筆。3巻4冊。山東京伝著。文化10年(1813)成立、同14〜15年刊。近世の風俗などについて、その起源・変遷を解説、図示したもの。
こらいふうていしょう【古来風体抄】
鎌倉初期の歌論書。2巻。藤原俊成著。式子(しきし)内親王の依頼により、建久8年(1197)に撰進。再撰本は建仁元年(1201)成立。万葉集から千載集までの秀歌を引用し、その歌風の変遷を示して短評...
ご‐し【語誌/語志/語史】
ある言葉の起源や意味・用法などについての変遷。また、それを書いたもの。