けいあん‐の‐へん【慶安の変】
慶安4年(1651)由井正雪・丸橋忠弥らを首謀者とする浪人の反乱計画。未然に発覚し、正雪は自刃、一味は捕らえられた。慶安事件。
けん‐ぺん【権変】
その場に応じて適切な手段をとること。臨機応変。「—に長(た)ける」
げき‐へん【激変/劇変】
[名](スル)はげしく変わること。急激に変化すること。「事態が—する」
げんこう‐の‐へん【元弘の変】
元弘元年(1331)、後醍醐天皇が企てた鎌倉幕府討伐の計画。未然に露見し、天皇は笠置(かさぎ)寺や有王山中に逃れたが、翌年捕らえられ、隠岐(おき)に流された。幕府滅亡の直接の動因となった。
こうしん‐じへん【甲申事変】
1884年(甲申(きのえさる)の年)朝鮮のソウルで、日本の援助を得て開化派(独立党)が起こしたクーデター。清国軍の介入で失敗した。甲申の政変。→天津(てんしん)条約
こう‐へん【硬変】
[名](スル)本来は柔らかいものが、何かの異変で硬くなること。「肝—」
こく‐へん【黒変】
[名](スル)色が黒く変わること。「病害で麦の穂が—する」
ご‐へん【互変】
ある物質の固体に二つの結晶形があり、一定温度の転移点を境にして、一方から他方へ可逆的に変化する現象。互変二形。エナンチオトロピー。
さい‐へん【再変】
[名](スル)一度変わった物事が再び変わること。また、変えること。「容態が—する」
さい‐へん【災変】
天災地変。自然界の災い。