やり‐すご・す【遣り過ごす】
[動サ五(四)] 1 あとから来るものを先に行かせる。「電車を何台も—・す」 2 なすがままにしてほうっておく。「夕立を—・す」「酔漢を見ぬふりをして—・す」 3 物事を限度を超えてする。やりす...
ゆうだち‐ぐも【夕立雲】
夕立の降るときに出る雲。積乱雲。
夕立(ゆうだち)は馬(うま)の背(せ)を分(わ)ける
夕立は、馬の背の一方では降り、他方では降らないことがある。夕立の降り方が局地的であることのたとえ。
ゆう‐だ・つ【夕立つ】
[動タ四] 1 夕方、風・雲・波などが起こり立つ。「かきくもり—・つ波の荒ければうきたる舟ぞしづ心なき」〈新古今・羇旅〉 2 夕立が降る。「朝露に濡れにし袖を乾(ほ)すほどにやがて—・つわが袂か...
ゆり‐す・う【揺り据う】
[動ワ下二]揺り動かして落ち着かせる。「夕立の晴るれば月ぞ宿りける玉—・うる蓮の浮き葉に」〈山家集・上〉