かいつうしょうこう【華夷通商考】
江戸中期の地理書。2巻。西川如見著。元禄8年(1695)刊。宝永5年(1708)訂正増補版5巻刊。主として通商の立場から外国の地誌を記したもの。
かい‐ひ【海彼】
海のかなた。海外。外国。「万里の—にいる君の幸福を祈る」〈芥川・第四の夫から〉
かいほう‐けいざい【開放経済】
外国との商品取引や資本取引が自由に行える経済体制。⇔閉鎖経済。
かいほう‐たいけい【開放体系】
経済学で、商品の輸出入や資本・労働の移動のような外国との取引を考慮して一国の経済を分析し、理論を構成していくこと。⇔封鎖体系。
かいぼう‐ろん【海防論】
江戸後期、ロシアの南下をはじめ外国船の来航に刺激されておこった国防論議。工藤平助・林子平・本多利明らの論説が出て、幕府も北方探検を行った。その後、状況の緊迫するなかで佐久間象山・高橋景保ら論者が...
かい‐もち【買(い)持ち】
1 外国為替の売買の結果、買い為替の合計が売り為替の合計を超過している状態。⇔売り持ち。 2 信用取引や清算取引で、買い付けてまだ転売していない買建玉(かいだてぎょく)。または、買い入れた手持ち...
かいやくご【華夷訳語】
中国語とその周辺の外国語との対訳辞書。明(みん)の洪武帝の命で、1382年、モンゴル語から編纂(へんさん)され始めた。単語集と上表文集からなり、日本・朝鮮のほか北・南・西アジア各地の十数か国語の...
カウンターインテリジェンス【counterintelligence】
外国の敵意ある情報活動を無効にするための防諜活動。敵国の破壊・怠業活動などの謀略活動から、人・物資・施設を防護するための諸活動を含んでいう。
かえるつぼかび‐しょう【蛙壺黴症】
ツボカビの一種であるカエルツボカビによって起こる感染症。カエルなどの両生類が感染すると大量死を招くことがある。人間には感染しない。アフリカから輸出されたアフリカツメガエルとともに世界中に伝播した...
カオサン‐どおり【カオサン通り】
《Khao San Road》タイの首都バンコクの中心部にある通り。サナームルアン(王宮前広場)、国立美術館、仏教寺院ワットボウォーンニウェートに近い。外国人旅行者向けの安価な宿泊施設が多く集ま...