こうばいりょくへいか‐せつ【購買力平価説】
《purchasing power parity theory》スウェーデンの経済学者G=カッセルによって唱えられた外国為替理論。2国間の為替相場は、両国の通貨がそれぞれの国内でもっている購買力...
こう‐ひん【公賓】
政府が、正式の客として待遇する外国人。国賓より下で、外国の王族・閣僚・特使およびこれに準じる人に適用される制度。
こうぶ‐きょく【工部局】
中国の上海・天津などの租界(外国人居留地)にあった自治行政機関。1854年に成立し、初め土木建設事業に当たったが、のち行政権・警察権をつかさどる機関となった。租界の返還に際して廃止。
こうべ‐じけん【神戸事件】
慶応4年(1868)1月、神戸居留地で岡山藩兵と外国兵とが衝突・発砲した事件。外国軍の神戸占領に対し、明治政府は発砲藩士を自刃させて解決した。
こう‐めい【講明】
[名](スル)研究して物事の意義や本質をあきらかにすること。「外国との交際を—しないでは協(かな)わない」〈藤村・夜明け前〉
こうもう‐せん【紅毛船】
江戸時代、オランダ船の俗称。スペイン・ポルトガルの南蛮船と区別していう。のち、広く外国船のこと。
こう‐ろ【鴻臚】
1 中国の官職名。外国からの来賓の応接を担当した職。 2 「鴻臚館」の略。 3 「鴻臚寺」の略。
こうろう‐し【郊労使】
古代、外国使節などが入京する際、出迎えてねぎらうために郊外に派遣された役人。
こうろ‐かん【鴻臚館】
奈良・平安時代の外国使節接待のための施設。難波(なにわ)・太宰府・京都などに置かれた。
こうろ‐じ【鴻臚寺】
1 中国で、北斉以後、外国使節の接待および朝貢などをつかさどった役所。 2 玄蕃寮(げんばりょう)の唐名。