げ‐ぶみ【外文】
⇒げぶん(外文)
げ‐ぶん【外文】
外印(げいん)を押した文書。げぶみ。→内文(ないぶん)
げ‐べん【外弁/外辨】
即位や朝賀などの節会(せちえ)の際、承明門の外で諸事を指揮した公卿。→内弁(ないべん)
げ‐ほう【外法】
1 仏語。仏法以外の教法。仏教以外の思想や宗教。外道(げどう)。⇔内法。 2 人の髑髏(どくろ)を用いて行う妖術。外術(げじゅつ)。 3 「外法頭」の略。
げほう‐あたま【外法頭】
1 外法2に用いる髑髏(どくろ)。 2 上部が大きく下部の小さな頭。 3 《その頭の形から》福禄寿の異称。
げほう‐ぼとけ【外法仏】
市子(いちこ)・口寄せが用いる偶像。
げ‐みょうぶ【外命婦】
律令制で、夫が五位以上の官人である婦人の称。→内命婦(ないみょうぶ)
げ‐めん【外面】
1 外側。表面。がいめん。 2 表面にあらわれた顔つき。うわべ。外見。
外面(げめん)似菩薩(じぼさつ)内心(ないしん)如夜叉(にょやしゃ)
顔は菩薩のように優しいが、心は夜叉のように険悪で恐ろしいの意。女性が仏道の修行の妨げになることをいった言葉。外面如菩薩(にょぼさつ)内面如夜叉。
げ‐ゆう【外用】
仏語。本体から外へ現れる働き。仏・菩薩(ぼさつ)などが、衆生の機に応じて現す働き。