やま‐ゆり【山百合】
ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1.5メートル。葉は披針形で互生。夏、白色のらっぱ状の花が横向きに開く。花の内面には赤い斑点があり、強い香りを放つ。本州の近畿地方以北に多い。鱗茎(りんけい)...
やま‐よもぎ【山艾/山蓬】
キク科の多年草。中部地方以北の山野に自生し、高さ1〜2メートル。葉は羽状に深く裂けていて、裏面に白い綿毛が密生。8、9月ごろ、淡黄色の小花を多数つける。葉から艾(もぐさ)を作る。おおよもぎ。えぞ...
やま‐らっきょう【山辣韮/山薤】
ヒガンバナ科の多年草。関東地方以西の山野に自生。高さ約50センチ。鱗茎(りんけい)は卵形で、葉は細長い。秋に花茎を伸ばし、紅紫色の花を球状につける。
やま‐るりそう【山瑠璃草】
ムラサキ科の多年草。山地の樹林下に生え、高さ10〜20センチ。全体に粗い毛がある。根際からへら形の葉が群がり出て、数本の茎が立ち、春に淡青紫色の小さい5弁花をつける。やまうぐいす。
ヤラッパ【(スペイン)jalapa】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)多年草。メキシコ東部原産。塊茎をもつ。地上茎はよく伸び、他物にからむ。夏、葉腋(ようえき)に紅紫色の花が咲く。
ヤラッパ‐こん【ヤラッパ根】
《(スペイン)jalapa》メキシコ東部原産の蔓性(つるせい)多年草ヤラッパの塊茎。カブに似て太く、乾燥させたものを峻下剤(しゅんげざい)に用いる。ヤラビ根。ヤラプ。
や‐ろう【野老】
1 田舎の老人。老人が自分をへりくだっていう語。村翁。 2 ヤマノイモ科の多年草トコロの別名。
やわた‐そう【八幡草/八咫草】
ユキノシタ科の多年草。深山の谷沿いなどに生え、高さ約50センチ。葉は根際から出て長い柄をもち、円形で浅い切れ込みがある。5〜7月ごろ、花茎を伸ばし、黄白色の5弁花を集散状につける。
ゆうが‐ぎく【柚香菊】
キク科の多年草。山野に生え、高さ50センチ〜1メートル。ヨメナに似て、葉は羽状に切れ込みがある。8〜10月ごろ、中央が黄色で周囲が淡青色を帯びた白色の頭状花が咲く。
ゆうき‐のうさんぶつ【有機農産物】
農薬や化学肥料を原則として使用せず、堆肥などによって土づくりを行った水田や畑で栽培された農産物。「有機農産物」と表示して販売するためには、国が認めた登録認定機関による有機JAS認定を取得する必要...