こ‐ばいけいそう【小梅蕙草】
シュロソウ科の多年草。高山の湿った草地に生え、高さ50センチ〜1メートル。根茎は有毒。葉は互生し、広楕円形。7月ごろ、白い花が総状につく。《季 夏》
こ‐ひげ【小髭】
1 少しだけはえているひげ。「四十ばかりなる男の—なるが」〈盛衰記・三九〉 2 イグサ科の多年草。イグサより細く、畳表にする。
こま‐くさ【駒草】
ケシ科の多年草。高山に生え、高さ8〜15センチ。葉は細かく切れ込む。夏、数個の紅紫色の花を下向きに開き、花の形が馬の頭に似ている。高山植物の女王といわれる。《季 夏》「—に石なだれ山匂ひ立つ/碧梧桐」
こめ‐がや【米茅】
イネ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約40センチ。葉は細長い。夏、茎の先の片側に、米粒に似た穂を1列につける。すずめのこめ。
こめ‐すすき【米薄】
イネ科の多年草。高地に生え、高さ20〜40センチ。茎の根元に細長い葉がつく。夏、茎の先に褐色の穂をまばらにつける。
こもち‐しだ【子持羊歯】
シシガシラ科の常緑、多年生のシダ。暖地のがけや斜面に垂れ下がって生える。葉は大きく、羽状に深く切れ込む。葉の表面に多数の不定芽を作り、これが地に落ちてふえる。
コレウス【(ラテン)Coleus】
シソ科コレウス属の多年草の総称。アフリカ・アジアの熱帯地方に分布し、観葉植物として数種が栽培される。葉は対生する。秋、唇形の花を穂状につける。コリウス。にしきじそ。
コロシント‐うり【コロシント瓜】
《colocynth》ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉や花はスイカに似て、果実は球形で直径約10センチ。果実を下剤に用いる。アフリカ・熱帯アジアの原産で、地中海沿岸地方で栽培。
コンディショナリティー【conditionality】
IMF(国際通貨基金)が、途上国の債務返済困難に対し緊急融資を行って、多年間返済繰り延べ(リスケジューリング)に応じる際に課す条件。緊縮財政、資金凍結、インフレ抑制、変動相場制への移行など多岐に...
こん‐にゃく【蒟蒻/菎蒻】
1 サトイモ科の多年草。地下茎は大きい扁球(へんきゅう)形で、高さ約1メートルの葉を1枚伸ばす。葉は二股状に分かれ、さらに不規則に裂けている。葉の出ない年の初夏、高さ約1メートルの花茎を伸ばし、...