たかく‐たい【多核体】
二個以上の核をもつ細胞。筋細胞のように細胞が融合して隔壁が消失したものや、変形菌のように核のみが分裂し、細胞質の分裂が伴わないものがある。多核細胞。
たかく‐てき【多角的】
[形動]いくつかの方面にわたるさま。「—に検討する」
たかく‐のうぎょう【多角農業】
労働力・土地・機械・施設などを効率よく活用し、稲作・野菜・果樹・草花・畜産などを組み合わせて行う農業のこと。
たかく‐ぼうえき【多角貿易】
2国間貿易における収支の不均衡を防ぎ、貿易の拡大を図るために、3か国以上で多角的決済方式によって行われる貿易。三角貿易など。
たか‐さん【多化蚕】
1年に数回孵化(ふか)し、世代を繰り返す蚕。ふつう3回以上のものをいう。
たか‐せい【多化性】
昆虫の、1年に3回以上の世代を繰り返す性質。
たか‐ふほうわしぼうさん【多価不飽和脂肪酸】
不飽和脂肪酸のうち、炭化水素基の中に不飽和結合という二重結合を二つ以上もつ脂肪酸。体内で合成できない必須脂肪酸に含まれる。二重結合の位置により、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸に分類され、前者には...
たか‐ワクチン【多価ワクチン】
インフルエンザなど、病原菌に種々の型がある場合に、それぞれに応じた抗原を含むように作られたワクチン。
た‐かん【多感】
[名・形動]ちょっとしたことにも感情を動かされること。感じやすいこと。また、そのさま。「—な(の)青年」
たかんしき‐かごうぶつ【多環式化合物】
分子内に環状構造を二つ以上もつ化合物。環どうしがくっついているものを縮合環とよぶ。