ははをふくよる【母を拭く夜】
畑山博の短編小説、および同作を表題作とする作品集。昭和47年(1972)刊行。
はる‐の‐よ【春の夜】
春の、夜気が肌にやわらかくて、気持ちがはなやいでくるような夜。《季 春》「—や籠人(こもりど)ゆかし堂の隅/芭蕉」
はん‐や【半夜】
1 まよなか。夜半。また、子(ね)の刻から丑(うし)の刻まで。「—行人稀なる築地居留地を歩して」〈芥川・開化の殺人〉 2 一夜を二分したその半分。「—の宴」 3 江戸時代、京都島原・大坂新町など...
ひと‐よ【一夜】
1 ひとばん。いちや。「—の夢」 2 ある晩。「秋の—、友と酒を酌み交わす」 3 一晩中。よもすがら。「—泣き明かす」
ひるとよる【昼と夜】
《原題Days and Nights》英国の詩人シモンズの詩集。1889年刊行。
びゃく‐や【白夜】
⇒はくや(白夜) [補説]書名別項。→白夜
びゃくや【白夜】
村山知義の小説。昭和9年(1934)「中央公論」誌に発表した転向小説。
ふた‐よ【二夜】
二度の夜。ふたばん。「三日—」
へい‐や【丙夜】
五夜(ごや)の一。およそ今の午後11時または午前0時からの2時間。子(ね)の刻。三更(さんこう)。
ほし‐づきよ【星月夜】
1 晴れて星の光が月のように明るい夜。ほしづくよ。《季 秋》「戸口まで送って出れば—/子規」 2 主に謡曲で、「暗(くら)」と同音の「倉」を含むところから、「鎌倉」を導くために使われた修飾語。「...