おつ‐や【乙夜】
⇒いつや(乙夜)
いのちのしょや【いのちの初夜】
北条民雄の短編小説。自身のハンセン病療養施設への入所体験を描いた私小説。原題は「最初の一夜」で、昭和11年(1936)川端康成により改題され、「文学界」誌に発表。第2回文学界賞を受賞した。
イーダのながいよる【イーダの長い夜】
⇒歴史
うすづき‐よ【薄月夜】
薄月の出ている夜。
うのはな‐づくよ【卯の花月夜】
卯の花の白く咲いている月夜。うのはなづきよ。「五月山(さつきやま)—ほととぎす聞けども飽かずまた鳴かぬかも」〈万・一九五三〉
う‐や【烏夜】
《烏は黒いところから》やみ夜。
う‐や【雨夜】
雨の降る夜。あまよ。
えい‐や【永夜】
秋や冬に、夜が長く感じられること。また、そのような夜。よなが。「—の清宵(せいせう)なにのなす所ぞや」〈謡・弱法師〉
お‐しちや【御七夜】
1 子供が生まれて7日目。また、その祝い。この日、赤ん坊に名をつけることが多い。 2 浄土真宗の報恩講のこと。8日7夜にわたって行われるところからいう。
お‐じゅうや【御十夜】
⇒十夜(じゅうや)