じゅうさんや【十三夜】
樋口一葉の小説。明治28年(1895)発表。不幸な結婚をしたお関を通し、封建的な社会の矛盾を女性の立場から描く。
じゅうしち‐や【十七夜】
1 陰暦17日の夜。 2 陰暦8月17日の月。立ち待ち月。《季 秋》
じゅう‐や【十夜】
浄土宗の寺で、陰暦10月5日の夜半から15日朝まで10昼夜の間、絶えず念仏を唱える行事。現在は10月12日夜から15日早朝までの3昼夜に短縮されている。京都の真如堂のものが有名。お十夜。十夜念仏...
じゅうろく‐や【十六夜】
陰暦8月16日の夜。また、その夜の月。いざよい。既望(きぼう)。《季 秋》
じょう‐や【常夜】
1 夜の間じゅうある現象や状態が続くこと。 2 夜のような暗さが昼間も続くこと。「いづくあてどの五月闇、—と目もくれて」〈浄・賀古教信〉
じょうや【浄夜】
《原題、(ドイツ)Verklärte Nacht》⇒浄められた夜
じょ‐や【除夜】
《除日(じょじつ)の夜の意》1年の最後の夜。大晦日(おおみそか)の夜。除夕(じょせき)。《季 冬》「—の妻白鳥のごと湯浴(あ)みをり/澄雄」
すいしょう‐の‐よる【水晶の夜】
⇒クリスタルナハト
せい‐や【星夜】
星が光り輝いている夜。星月夜。
せい‐や【晴夜】
さわやかに晴れ渡った夜。