おお‐て【大手】
1 城の正面。また、正門。追手(おうて)。⇔搦(から)め手。 2 取引所で、多額の売買をする人や会社。大手筋。 3 同種の企業の中で、特に規模の大きい会社。大手筋。「—の私鉄」 4 敵の正面を攻...
おお‐どころ【大所】
1 大きな構えの家。財産家。大家(たいけ)。おおどこ。 2 勢力のある、主だった人。大家(たいか)。重鎮。「財界の—が集まっている」 3 主なもの。ある分野で勢力が大きいもの。「—の問題は解決し...
おお‐なかぐろ【大中黒】
1 鷲(わし)の矢羽根で、中央部の黒い斑(ふ)が大きいもの。 2 紋所の名。輪の中央の横線が太いもの。一つ引両(ひきりょう)。
おお‐なかじろ【大中白】
鷲(わし)の矢羽根で、中央部の白い斑(ふ)が大きいもの。
おお‐のか
[形動ナリ] 1 度が過ぎて大きいさま。大がかりなさま。大規模。「草のうち返りたる。さる—なるものは、所せくやあらんと思ひしに」〈枕・九七〉 2 音色などが豊かでゆったりしているさま。「—なるも...
おお‐はくちょう【大白鳥/大鵠】
カモ科の鳥。全長約1.4メートル。全身白色で、くちばしの黄色い部分はコハクチョウより大きい。脚は黒色。ユーラシア北部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来。青森県東津軽郡小湊(こみなと)の渡来地では特...
おお‐はば【大幅】
[名・形動] 1 普通より幅の広いこと。また、そのさま。⇔小幅。「—な洋紙に墨黒々と書いて」〈藤村・破戒〉 2 布地で、幅の広いもの。和服地では、小幅の2倍の約92センチ幅のもの。洋服地ではダブ...
おお‐ばくち【大博打】
規模の大きなばくち。転じて、危険性は大きいが、うまくいけば大きな成果を得られそうなことをすること。「伸(の)るか反(そ)るかの—を打つ」
おお‐ばん【大判】
1 紙・帳面・書籍などで、普通のものより紙の寸法の大きいもの。「—の日記帳」 2 安土桃山・江戸時代の大形の楕円形の金貨。表裏に「拾両」などと墨書し、通貨としてよりも賜与・贈答などに用いられるこ...
おお‐ひえ【大比叡】
比叡山の二峰のうち、大きいほうの呼称。大岳(おおだけ)。