もり‐あおがえる【森青蛙】
無尾目アオガエル科の両生類。日本固有種。体長5〜9センチで雌のほうが大きい。背面は緑色であるが、不規則な褐色斑をもつものもある。主に本州の山間部に生息し、4〜6月ごろ、水辺付近の樹上に泡状の卵塊...
モルワイデ‐ずほう【モルワイデ図法】
地図投影法の一。1805年にドイツの天文学者・数学者モルワイデ(K.B.Mollweide)が考案した正積図法。楕円形の長軸を赤道とし、短軸の2倍にして描くもの。中央経線は直線であるが、他の経線...
門前(もんぜん)の小僧(こぞう)習(なら)わぬ経(きょう)を読(よ)む
ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。
モース‐の‐こうどけい【モースの硬度計】
ドイツの鉱物学者モース(F.Mohs[1773〜1839])が、鉱物の硬度(モース硬さ)を示すために選んだ10種の標準鉱物。これで試料鉱物の表面を順次ひっかき、硬度を決める。 [補説]硬度と標準...
モード【mode】
1 方法。様式。形式。「エアコンの除湿—」 2 シーズンに先がけて作られたファッション。「ニュー—」 3 音楽で、旋法。音階。中世ヨーロッパでは、リズムの特定パターンを意味することもあった。 4...
やし‐がに【椰子蟹】
オカヤドカリ科の甲殻類。甲は心臓形で、甲長12センチにも達し、ヤドカリであるが貝殻に入らない。体色は青褐色で、はさみは大きい。沖縄以南の海岸近くの林にすみ、夜行性で落ちているヤシの実などの果実を...
やしん‐てき【野心的】
[形動]望みなどの、身分不相応に大きいさま。また、試みなどの、新しく大胆であるさま。「—な研究」
やた【八咫】
《「やあた」の音変化。「あた」は尺度の単位名》大きいこと。また、長いこと。「—がらす」「御佩刀(みはかし)の—の剣(つるぎ)の」〈播磨風土記〉
やど‐かり【宿借り】
1 (「寄居虫」とも書く)十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・オカヤドカリ科などの甲殻類の総称。エビとカニの中間に位置する。浅海にすみ、頭胸部は硬いが、腹部は軟らかいので巻き貝の空き殻に入れて保護...
や‐ひろ【八尋】
いくひろもあること。非常に長いこと。また、非常に大きいこと。「事代主神(ことしろぬしのかみ)、—の熊鰐(わに)になりて」〈神代紀・上〉