とう‐とう【洞洞】
[ト・タル][文][形動タリ]穴などがぽっかりとあくさま。また、黒々と奥深いさま。「薄紫にけぶる野末に大きな月が—と顔を出す」〈蘆花・思出の記〉 「黒(こく)—たる夜」〈芥川・羅生門〉
蟷螂(とうろう)の斧(おの)
《カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとする意から》弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。
とお・い【遠い】
[形][文]とほ・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れているさま。 1 場所が非常に離れている。距離が十分にある。「—・い国」「—・くまで歩く」⇔近い。 2 時間が非常に離れて...
とけい‐だい【時計台】
上部に大きな時計を取り付けた高い建物や塔。
とし‐の‐さ【年の差】
互いの年齢の差。また特に、互いの年齢に大きな差があること。「—夫婦」
とち‐ころがし【土地転がし】
関係者間で土地の転売を重ねることによって地価をつり上げ、その値上げ幅から大きな利益を得ること。
とっとり‐じしん【鳥取地震】
昭和18年(1943)9月10日、鳥取県東部に発生したマグニチュード7.2の地震。鳥取市を中心に大きな被害を及ぼした。死者1083人。家屋全壊7485戸。また、この地震によって長さ8キロメートル...
トッレ‐アヌンツィアータ【Torre Annunziata】
イタリア南部、カンパニア州の町。オプロンティ(オプロンティス)という1世紀頃の都市遺跡には、古代ローマ皇帝ネロの妃ポッペアの別荘があり、紀元62年の地震で大きな被害にあったことで知られる。79年...
途轍(とてつ)もな・い
途方もない。また、並み外れている。「—・く大きな計画」「—・い力の持ち主」
とどろか・す【轟かす】
[動サ五(四)] 1 大きな音を鳴り響かせる。「爆音を—・して飛びたつ」 2 広く世間に知られるようにする。「天下に勇名を—・す」 3 胸をどきどきさせる。「期待に胸を—・す」