なき‐さけ・ぶ【泣(き)叫ぶ】
[動バ五(四)]大きな声で泣く。泣きながら叫ぶ。「迷子が道で—・ぶ」
なげこみ‐でら【投(げ)込み寺】
遊女や行き倒れなど、引き取り手のない死者を大きな穴に投げ入れて葬った寺。吉原の西念寺、新宿の成覚寺など。
なす【茄子/茄】
1 ナス科の多年草。栽培上は一年草。葉は大きな楕円形。夏から秋、紫色の花を開く。実を食用とし、果皮はふつう紫黒色で光沢があり、形は品種によって丸いものや細長いものなどさまざま。インドの原産といわ...
ナポレオン‐ほうてん【ナポレオン法典】
1804年3月、ナポレオン1世が制定した民法典。全文2281条。私的所有権の絶対、個人意志の自由、家族の尊重を基本原則とし、身分編・財産編・財産取得編の3部からなる。世界各国の民法に大きな影響を...
なみまがしわ‐がい【波間柏貝】
ナミマガシワガイ科の二枚貝。浅海の岩や小石などに付着し、貝殻はほぼ円形で薄く、殻長約4センチ。左殻は雲母状の光沢があり、白・黄・赤橙色など。右殻には足糸を出す大きな穴がある。
なゆた【那由他/那庾多】
《(梵)nayutaの音写》 1 古代インドの数量の単位。ふつう一千億と解するが、異説も多い。転じて、きわめて大きな数量。 2 数の単位。10の60乗。一説に10の72乗。→位(くらい)[表]
なり【形/態】
《動詞「な(成)る」の連用形から》 1 物の形。形状。「—の良い花活け」 2 からだつき。体格。「大きな—をしてみっともない」 3 服装。身なり。なりふり。「学生らしい—をする」「—ばかりを気に...
なり‐わい【生業/家業】
1 生活を営むための仕事。「小説を書くことを—とする」 2 五穀が実るようにつとめるわざ。農業。また、その作物。「—は天下の大きなる本なり」〈崇神紀〉
なるこ‐すげ【鳴子菅】
カヤツリグサ科の多年草。山地の渓流沿いに生え、大きな株をつくる。高さ約30センチ。葉は線形。5月ごろ、茎の頂に雄花の穂、その下に雌花の穂が連なってつき、鳴子を思わせる。
ナーガパッティナム【Nagapattinam】
インド南部、タミルナドゥ州の都市。ベンガル湾に面し、港湾をもつ。16世紀にポルトガルの居留地となり、17世紀にオランダ東インド会社の支配下に置かれた。1781年に英国東インド会社が領有し、以降、...