みず‐まり【水鞠】
飛び散る水玉の大きなもの。「—さっと蹴(け)させつつ、馬と馬とを馳(は)せ並べて」〈盛衰記・三八〉
みせ‐ぎょく【見せ玉】
相場操縦法の一。売買する意思がないのに大きな注文を出し、約定しそうになると取り消すやり方。自分に都合のよいように相場を動かすものとして禁止されている。
みぞ‐がい【溝貝】
1 マテガイ科の二枚貝。砂浜にすみ、貝殻は横長の長楕円形で、殻長3センチくらい。殻は薄紫色で、質が薄い。本州から九州にかけて分布。 2 カラスガイの古名。一説にハマグリの殻の黒色のものという。「...
みぞ‐ガラス【溝ガラス】
断面をU字形に成形したガラス。板ガラスと異なり、方立なしで建築物の大きなガラス面を構成できる。U字形のガラス2枚を向かい合わせに成形した箱型のものも含む。プロフィリットガラス。
みだれがみ【みだれ髪】
与謝野晶子の第1歌集。明治34年(1901)刊。奔放な情熱を歌い上げ、明治浪漫主義に大きな影響を与えた。
ミチアロ‐とう【ミチアロ島】
《Mitiaro》南太平洋、クック諸島の島。首都があるラロトンガ島の北東約260キロメートルに位置する。周囲を隆起サンゴ礁に囲まれた平坦な島で、二つの大きな湖がある。ウナギ、エビなどを産する。鍾...
みつ‐けつごう【密結合】
《tight coupling》コンピューターシステムで、異なる二つの構成要素が互いに密接に結びついている状態。固有のインターフェースによって連携するため、動作は高速だが、一方に障害が生じたとき...
ミナ【Mina】
サウジアラビア中西部、イスラム教の聖地メッカの東約5キロメートルにある谷。メッカとアラファト山の間に位置する。メッカに訪れた巡礼者が巡礼月の10日にミナに集まり、七つの石を拾って、ジャムラーとよ...
みの‐は【美濃派】
蕉門の各務支考(かがみしこう)が美濃に興した俳諧の一派。俳風は平俗浅薄であったが、地方に大きな勢力を築いた。獅子門(ししもん)。美濃風。美濃流。
耳(みみ)を劈(つんざ)・く
耳を突き破る。非常に大きな音のとどろくさまにいう。「爆音が—・く」