どくしょ‐さんとう【読書三到】
読書して真意を悟るには、目でよく見、声に出し、心を集中することの三つが大事であるということ。→三到
どく‐だち【毒断ち】
[名](スル)病気のとき、からだに害を及ぼしたり、服薬の妨げとなったりするような飲食物をとらないこと。どくだて。「これに大事は—あり」〈浮・永代蔵・三〉
ドレフュス‐じけん【ドレフュス事件】
1894年、フランスに起こったスパイ事件。ユダヤ系のドレフュス(A.Dreyfus)大尉は、ドイツのスパイとして終身刑に処せられたが、1896年に真犯人が現れ、軍部がこれを隠匿。これに対し、小説...
なあ
《助詞「な」の音変化》 [終助] 1 終助詞「な3㋒」に同じ。「君に頼んでもいいか—」 2 終助詞「な3㋓」に同じ。「すばらしい景色だ—」
[間助]間投助詞「な」に同じ。「明日は—、大事な試...
なれ‐ど
[接]《断定の助動詞「なり」の已然形+接続助詞「ど」から》「なれども」に同じ。「天気は晴朗。—、波高し」「どこでも大事ござらぬ。—、ちょっと医者殿へ聞いてみての事にして下さい」〈咄・鹿の子餅〉
なん‐ぎ【難儀】
[名・形動](スル) 1 苦しみ悩むこと。苦労すること。また、そのさま。「腰を屈めるのも—だ」「雪道を行くのに—する」 2 面倒なこと。迷惑なこと。また、そのさま。「—をかける」「—な話をもちこ...
何(なん)と言(い)っても
他の一切に対して、その事柄が優先される意を表す。どう言おうとも。どう考えても。なんてったって。「—命だけは大事だ」
にん‐じゅ【忍受】
[名](スル)耐え忍んで受け入れること。「大事を前に侮辱を—する」
鼠(ねずみ)が塩(しお)を引(ひ)く
《ネズミが塩を引いて行くのは少量ずつだが、度重なっていつの間にか多量になるところから》小事が積もり積もって大事になることのたとえ。また、少しずつ減っていったあげくに、すっかりなくなってしまうこと...
念(ねん)が残(のこ)・る
きっぱりと思い切ることができない。「金を溜めて大事にすると—・るという事もあり」〈円朝・真景累ヶ淵〉