け‐ぶらい【気振らひ】
「気振り」に同じ。「身どもが本名—でも知らされぬ大事の所」〈浄・伊賀越〉
けん‐ごう【健剛】
[名・形動]身心が強く、容易に屈しないこと。また、そのさま。「就中(なかんずく)—にして敵となさば、大事をも生ぜんとするの」〈永峰秀樹訳・代議政体〉
こうげん‐せつ【公現節】
《Epiphany》カトリック教会の祭日の一。キリストの栄光が公に世に現れた三大事跡(降誕の際の東方の三博士による礼拝、受洗、カナにおける最初の奇跡)のうち、三博士の礼拝を記念して1月6日(また...
こく‐さい【告祭】
国家の大事に際し、神に事情を告げて臨時に行う祭祀(さいし)。
こ‐げん【固関】
平安時代、天皇の譲位・崩御、または国内動乱などの大事件の際、諸国の関所を警固させたこと。特に、逢坂(おうさか)(初めは越前愛発(あらち))・鈴鹿(すずか)・不破(ふわ)の三関を固めること。こかん...
こころ‐ぜいもん【心誓文】
心の中で立てる誓文。心中の誓い。「大事の敵を討つまでは無念も恥も堪(こら)えうと、—立てたれども」〈浄・薩摩歌〉
此処(ここ)を先途(せんど)と
ここが勝敗・成否を決する大事な場合だと思って、いっしょうけんめいになるようす。「—攻撃に死力を尽くす」 [補説]この句での「先途」は、重要な場面の意。「出発点」の意はない。
こっち‐とら【此方人等】
[代]一人称の人代名詞。複数にも単数にも用いる。われわれ。われ。こちとら。「大事にしてもらわれれば、—も奥山へ行くけえど」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
木(こ)っ端(ぱ)を拾(ひろ)うて材木(ざいもく)を流(なが)す
小事にこだわっていて大事に失敗することのたとえ。木っ端を集めて材木を流す。
コップの中(なか)の嵐(あらし)
《W=B=バーナードの劇の題名Storm in a Teacupから》当事者には大事(おおごと)でも、他にあまり影響せずに終わってしまうもめごと。