かい‐ぐん【海軍】
海上の国防を主な任務とする軍備・軍隊。日本では江戸末期に成立。維新後は天皇の統帥のもとに陸軍と併存したが、第二次大戦後に廃止。 [補説]書名別項。→海軍
かいぐん‐きねんび【海軍記念日】
旧日本海軍で、日露戦争における日本海海戦の勝利を記念した日。5月27日。第二次大戦後廃止。
かいこう‐しゃ【偕行社】
明治10年(1877)に創立された、陸軍将校の親睦(しんぼく)および学術研究を目的とする団体。第二次大戦後に解散したが、のち親睦団体として復活。→水交社
かい‐だし【買(い)出し】
1 問屋・市場・産地などに出向いて商品を買い入れること。 2 第二次大戦中や戦後の食糧不足により、都会の消費者が農村へ食糧を買いに出かけたこと。
かい‐てん【回天】
1 《天をめぐらす意》時勢を一変させること。衰えた勢いを盛り返すこと。「其—の素志を貫く勇気を維持し得たというじゃあないか」〈逍遥・当世書生気質〉 2 旧日本海軍が第二次大戦中に用いた、人間が操...
かいはつ‐どくさい【開発独裁】
経済発展の途上にある国の政府が、国民の民主的な政治参加を抑制しつつ、急速な発展と近代化を目指す体制。福祉や自由の尊重などの政策は後回しにして、工業・資源開発・土木・軍事部門に経済資源を優先的に配...
かい‐ほ【介輔】
第二次大戦後に医師が不足していた沖縄県や鹿児島県奄美群島で認められていた代用医師制度。昭和26年(1951)に米国民政府が創設。旧日本軍の衛生兵など医療経験者が介輔・歯科介輔として認定され、地域...
かいほうせい‐きょういんようせい‐せいど【開放制教員養成制度】
教育学部など教員の養成を主な目的とする学部以外でも、教職課程を追加的に履修し、所定の単位を取得すれば、教員免許状を取得できる制度。日本で第二次大戦後に導入され、教員の資質の多様化に寄与した。
かいやま‐りょくち【貝山緑地】
神奈川県横須賀市にある公園。第二次大戦前には周辺一帯に横須賀海軍航空隊の基地が置かれており、現在もその地下壕(ちかごう)が残る。戦後、米軍に接収されたのち、返還された。
かいよう‐ほう【海洋法】
海洋に関する国際法。領海・排他的経済水域などの設定と利用、生物・鉱物資源の保存・開発、環境保護などについて規定したもの。国際関係の長い歴史の中で国際慣習法として発展・成立。第二次大戦後、国連の主...