こうくう‐ぼかん【航空母艦】
航空機を搭載し、それを発着させる飛行甲板や格納庫を備えた軍艦。第二次大戦から海軍の主力を占めるようになった。空母。
こうこく‐しかん【皇国史観】
日本の歴史を、万世一系の天皇を中心とする国体の発展・展開ととらえる歴史観。日中戦争・第二次大戦期に支配的となった。
こうしゅう‐わん【膠州湾】
中国、山東半島南岸の湾。1898年ドイツが租借し、湾口の青島(チンタオ)を東洋艦隊の根拠地とした。第一次大戦中、日本が占領、1922年中国に返還。チアオチョウワン。
こうじょう‐いいんかい【工場委員会】
産業別・職種別組合の発達した国で、経営者との交渉にあたるため、企業や工場の全従業員によってつくられる企業内組織。第一次大戦後、イギリス・ドイツなど西欧で発達した。
こうぞう‐かいかく【構造改革】
1 独占資本主義体制を議会主義の枠内で段階的に変革することによって、根本的な社会改革を実現しようとする考え方。第二次大戦後にイタリア共産党のトリアッティが提起した政治理論。→構造改革論 2 社会...
こう‐ぞく【公族】
明治43年(1910)の韓国併合後、前韓国の李王家に与えられた皇族に準ずる称号。第二次大戦後に廃止。
こうぞく‐かいぎ【皇族会議】
皇族に関する重要事項を審議・決定した旧皇室典範の機関。天皇と成年の皇族男子で構成された。第二次大戦後、皇室会議と改組・改称。
こうばい‐くみあい【購買組合】
第二次大戦前の産業組合の一。生産活動または日常生活に必要な物資を大量に購入し、組合員に安く売却した。
こうふくろん【幸福論】
《原題、(フランス)Propos sur le bonheur》アランの著書。1925年刊行、増補改訂版は1928年刊行。ノルマンディーの地方紙に1906年から1914年にかけて連載され、第一次...
こうふ‐こうさい【交付公債】
国が負担する特定の債務について、現金による弁済に代えて交付する公債。第二次大戦後の農地改革で旧地主に交付された農地証券、軍人・軍属の遺族に交付された遺族国債など。