やまと‐がわ【大和川】
奈良県北部を西流する川。桜井市初瀬の北方に源を発して初瀬(はせ)川とよばれ、奈良盆地で佐保川と合流、金剛・生駒(いこま)両山地の間を通って、大阪・堺両市の境で大阪湾に注ぐ。長さ67キロ。もとは生...
やまとがわ‐どおり【大和川通り】
大阪市の南部を、大和川に沿って東西に走る道路の呼び名。
やまと‐ぐさ【大和草】
アカネ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約15センチ。葉は卵円形で、対生する。4、5月ごろ、茎の上部の葉の付け根に、淡緑色の雄花と雌花とをつける。雄花の花びらは3枚あって反り返り、雄しべは長くて...
やまと‐ぐら【大和鞍/倭鞍】
騎乗用の馬具の一。唐鞍(からくら)の皆具(かいぐ)に対して、和様の鞍の皆具をいう。中心となる鞍橋(くらぼね)は、前輪と後輪(しずわ)の内側にそれぞれ切り込みを設けて居木(いぎ)先をはめこみ、鐙(...
やまとこおりやま【大和郡山】
奈良県北西部の市。江戸時代は柳沢氏の城下町。電子・食品などの工業や江戸時代以来の金魚の養殖が盛ん。人口8.9万(2010)。
やまとこおりやま‐し【大和郡山市】
⇒大和郡山
やまとこじふうぶつし【大和古寺風物誌】
亀井勝一郎による評論。昭和18年(1943)刊。左翼文学から退き、日本の古典作品や仏教思想に傾倒するようになった著者が、大和(やまと)路の古刹(こさつ)を訪ねた感慨を文明批評としてまとめたもの。
やまと‐こっか【大和国家】
律令国家成立以前の大和政権による日本の統一国家。→大和政権
やまと‐ことのは【大和言の葉】
1 「やまとことば1」に同じ。 2 「やまとことば2」に同じ。「伊勢、貫之(つらゆき)に詠(よ)ませ給へる—をも」〈源・桐壺〉
やまと‐ことば【大和言葉/大和詞】
1 日本固有の言葉。漢語・外来語に対していう。和語。やまとことのは。 2 和歌。やまとうた。やまとことのは。「その—だに、つきなくならひにければ」〈源・東屋〉 3 平安時代の、上品な言葉。雅言(...