さい‐そ【再祚】
[名](スル)《「祚」は位、特に天子の位の意》いったん退位した天子が、もう一度その位につくこと。重祚(ちょうそ)。
さい‐ほ【宰輔】
天子を助けて政治を行う者。宰相。「—の職に任ぜられし時」〈中村訳・西国立志編〉
さく【冊】
昔、中国で天子が諸侯に領地や爵位を授けるとき、また、立后・立太子などの祭事に下したみことのり。
さく【朔】
1 月と太陽との黄経が等しくなる時。月は太陽と同じ方向にあり、地球に暗い半面を向けるので、見えない。新月。→望(ぼう) 2 太陰暦で、月の第1日。ついたち。 3 昔、中国で、天子が歳末に諸侯に与...
さく【策】
[音]サク(漢) [訓]むち [学習漢字]6年 1 文字を書き付けた竹のふだ。特に、天子が下す文書。「策命」 2 はかりごと。計画。計画を立てる。「策士・策定・策略/画策・奇策・失策・術策・政策...
さく‐ほう【冊封】
古く中国で、天子が臣下や諸侯に冊をもって爵位を授けたこと。漢代に始まる。
さくほう‐し【冊封使】
中国で、冊封のために天子の任命書を持って近隣の国へ行く使者。
さく‐めい【策命】
1 昔、中国で、天子が諸侯・卿(けい)・大夫に下した文書。辞令書。 2 古く、日本で、宣命体で書かれた詔勅。明治以後は、三位以上の贈位に際して与えられた宣命をいう。
朔(さく)を奉(う)く
天子の政令に服従する。正朔を奉ず。
さ‐し【左史】
古代中国の官名。右史(ゆうし)とともに天子の側に侍して、その言行の記録をつかさどった。