にっこう‐てんし【日光天子】
⇒日天子(にってんし)
にっ‐てん【日天】
1 日天子の治める世界。転じて、太陽。 2 ⇒日天子(にってんし)
にっ‐てんし【日天子】
太陽を神格化したもの。インド神話の神で、仏教に取り入れられた。観世音菩薩の変化身ともいい、密教では日天とよばれ、仏法守護の十二天の一。図像では、5馬または7馬に乗る。日光天子。
太陽。「毎朝...
に‐てん【二天】
1 二つの天体。 2 《天恩と並ぶもう一つの天の意で》恩人を天にたとえていう語。
仁王(におう)。
帝釈天(たいしゃくてん)と梵天(ぼんてん)。
四天王のうち、持国天と増長天。また...
はい‐ぎょく【佩玉】
古代中国で、天子・貴人が腰に帯びた軟玉製の装身具。
はい‐りゅう【廃立】
[名](スル) 1 「はいりつ(廃立)」に同じ。「天子の—を謀らんと和学者に命じ」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 仏語。二つのものを比べ、一方を廃し、他方を立てること。
はく‐ま【白麻】
1 白い麻の布。 2 《中国、唐代に詔勅に白い麻の紙を用いたところから》天子の勅書。 3 紙の異称。〈日葡〉
はっ‐しょう【発祥】
[名](スル) 1 天命を受けて天子となるめでたいしるしが現れること。帝王やその祖先が生まれ出ること。 2 物事が起こり現れること。「オリンピックの—した地」
ばんじゅ‐せつ【万寿節】
昔、中国で、天子の誕生日の祝日。
ばん‐じょう【万乗】
《「乗」は車の意。中国の周代、天子は直轄地から戦時に兵車1万台を徴発することができたところから》天子。また、天子の位。「—の聖主は遠島に遷(うつ)されさせ給ふべしと」〈太平記・四〉