ばんじょう‐の‐きみ【万乗の君】
天子。大国の君主。一天万乗。「—にてわたらせ給ふさへ」〈読・雨月・白峯〉
ひ【妃】
[常用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]きさき きさい 天子や皇太子の妻。また、皇族の妻。「妃殿下/王妃・后妃・皇妃・正妃」 [名のり]き・ひめ
ひ‐じゅん【批准】
[名](スル)《「批」は表奏の末尾に天子が可否の決裁を書き示す意。「准」は許す意》全権委員が署名した条約に対する、当事国における最終的な確認・同意の手続き。日本では内閣が行うが、国会の承認を必要...
蹕(ひつ)を駐(とど)・む
天子や貴人が出かけて、途中にとどまる。
ひばり【雲雀/告天子】
スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長...
ひ‐ひん【妃嬪】
妃と嬪。天子の第2、第3夫人。また、天子に仕える女官。
日(ひ)没(ぼっ)する処(ところ)
日の沈む国。日本の西にある国の意で、中国をさす。推古天皇15年(607)遣隋使小野妹子の携えた国書にある「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや」による。
飛竜(ひりょう)天(てん)に在(あ)り
《「易経」乾卦から。竜がそのところを得て天にいる意》聖人が天子の位にあって、万民がその恩沢を受けるたとえ。
ひん【嬪】
[音]ヒン(漢) [訓]ひめ 1 婦人の美称。ひめ。「別嬪」 2 天子の側室。「妃嬪」
ふく‐そ【福祚】
1 幸い。幸福。 2 天子の位。宝祚。「誠に王業再興の運、—長久の基」〈太平記・一〉