けい【珪】
[音]ケイ(漢) 1 諸侯に封じる時に、天子が授ける玉。「珪璧(けいへき)」 2 化学元素の一。「珪石・珪素」
けい‐しょう【奎章】
《「奎」は文章をつかさどる星座の名》天子自らが書いた文書。また、転じて、文章。
けい‐じ【啓事】
天子などにものを申し上げること。また、その文書。
けい‐そう【啓奏】
天子に意見を申し上げること。
けい‐たいふ‐し【卿大夫士】
中国周代の、天子の直轄地における臣下の三つの身分。また、諸侯の臣は大夫と士の二つであったが、上大夫は特に卿と称された。
けっ‐か【闕下】
《宮闕(きゅうけつ)の下(もと)の意》天子の御前。
けっ‐かく【欠画/闕画】
漢字の字画を省くこと。特に中国で、天子や貴人の名と同一の漢字を用いるとき、はばかってその字画を省くこと。清の康熙(こうき)帝の諱(いみな)、玄燁(げんよう)の玄を「」と書く類。欠け字。
けなし‐やま【毛無山】
山梨県南部・静岡県北部の県境にある山。天子山地の最高峰で、標高1964メートル。山腹に武田信玄が採掘した中山金山の遺跡がある。南麓に朝霧高原が広がり、富士山の眺望がよい。
けん‐じ【剣璽】
1 天子の象徴としての剣と印章。転じて、帝位。 2 三種の神器のうち、草薙剣(くさなぎのつるぎ)と八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)。また、三種の神器の総称。
けん‐とく【乾徳】
1 天子の徳。→坤徳(こんとく) 2 天皇の徳。→坤徳 3 進んでやまない、りっぱな精神。