さん‐しょり【酸処理】
天然ガスや石油を含む頁岩(けつがん)(シェール)層からシェールガスやシェールオイルを採取する水圧破砕法において、酸などの化学物質を混入した水を注入し、岩石や粘土鉱物を溶解することで、採取の効率を...
さんばせき‐きょう【三波石峡】
群馬・埼玉県境、利根川支流の神流(かんな)川の峡谷。下久保ダムの下流約1キロの範囲。川幅20〜50メートルの両岸は高さ約10メートルの断崖で、三波石とよばれる緑色の結晶片岩がみられる名勝。天然記...
さんりょう‐せき【三稜石】
砂漠地方や風の強い砂地で、砂を吹きつけられて磨かれ、表面に2または3平面のできた岩片や礫(れき)。静岡県の御前崎のものは天然記念物。
サーキュラー‐エコノミー【circular economy】
天然資源の消費や廃棄物の発生を抑制し、排出された廃棄物はできる限り資源として循環・再利用する経済システム。循環型経済。循環経済。CE。
シェラック【(ドイツ)Schellack/shellac】
ラックカイガラムシの分泌物から得られる動物性の天然樹脂。熱硬化性で電気絶縁性にすぐれ、電気絶縁用皮膜・シェラックワニスの原料とする。
シェール‐ガス【shale gas】
地下の頁岩(シェール)層に含まれる天然ガス。超高圧の水を注入して岩盤を破砕し、貯留しているガスを採取する。 [補説]隙間の多い砂岩層に貯留している在来型の天然ガスとは異なり、シェールガスは固い頁...
シェールガス‐かくめい【シェールガス革命】
技術革新に伴う米国のシェールガス増産と、それが世界の天然ガス供給やエネルギー秩序に及ぼす影響をさす語。欧州におけるガスプロムへの依存脱却や、中国・インドにおけるシェールガス開発の動きなど。
しき‐そ【色素】
発色のもとになる物質。可視光線の波長の一部を吸収し、それ以外を透過または反射させて色を出す。天然色素と合成色素とに大別され、天然色素は動物色素・植物色素の生体色素と、顔料などの鉱物色素とに分けられる。
し‐げん【資源】
1 自然から得る原材料で、産業のもととなる有用物。土地・水・埋蔵鉱物・森林・水産生物など。天然資源。「海洋—」「地下—」 2 広く、産業上、利用しうる物資や人材。「人的—」「観光—」
しげん‐がいこう【資源外交】
石油・天然ガスなどのエネルギー資源やレアメタル・レアアースなどの鉱物資源をはじめとする重要な資源をめぐって、安定供給の確保を図る資源消費国と、豊富な資源を背景に優位に立とうとする資源供給国との間...