へちま‐の‐かわ【糸瓜の皮】
1 ヘチマの果実の外皮。 2 ヘチマの果実から外皮や種子を取り去って、繊維だけにしたもの。垢(あか)すりや靴の底敷きなどに用いる。 3 「へちま2」に同じ。「恩も礼義も忠孝も死ぬる身には—」〈浄...
糸瓜(へちま)の皮(かわ)とも思(おも)わない
つまらないものとも思わない。少しも気にかけない。
へちま‐やろう【糸瓜野郎】
ぶらぶらしてなんの役にも立たない男をののしっていう語。のらくら者。
やま‐まゆ【山繭/天蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約15センチと大形で、色は赤褐・暗褐・黄褐色など変異に富む。前翅の先は鎌状にとがり、各翅の中央に眼状紋がある。幼虫は緑色で毛のまばらに生えた芋虫...
やままゆ‐いと【山繭糸】
ヤママユから採取した糸。繊維が太く、黄緑色を帯び、丈夫で光沢がある。天蚕糸(てんさんし)。
やままゆ‐おり【山繭織(り)】
山繭糸を交ぜて織った絹織物。
やままゆ‐が【山繭蛾】
⇒やままゆ
やままゆ‐つむぎ【山繭紬】
山繭糸で織った紬。