さなだ‐ひも【真田紐】
太い木綿糸で平たく厚く織る紐。天正(1573〜1592)のころ、真田昌幸(さなだまさゆき)が刀の柄(つか)を巻くのに用いたところからの名という。真田打ち。
さ・びる【寂びる】
[動バ上一][文]さ・ぶ[バ上二]《「荒(さ)ぶ」に由来する語で、古びるところから》 1 古くなって特有の趣が出る。古めかしい味わいがある。もの静かで趣がある。「谷中感応寺の…或は清らかに或は—...
サラサ‐ばていら【サラサ馬蹄螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯から水深約20メートルの岩礁にすむ。貝殻は正円錐形で殻高8センチほど。殻表には斜めに太い赤褐色の帯がある。九州南部以南に分布。殻は貝ボタン・貝細工の材料となる。高...
さんずん‐にんじん【三寸人参】
ニンジンの栽培品種。根の長さが3寸くらいしかなく太い。西洋にんじん。
サンド‐バギー
《(和)sand+buggy》海浜・砂地などを乗り回して楽しむタイヤの太い自動車。
ざい【材】
1 材木。木材。「通し柱に太い—を使ってある」 2 原料。材料。「印の—に角(つの)を用いる」 3 才能。また、才能のある人。「国家有用の—」
ざこつ‐しんけい【座骨神経】
腰髄と仙髄から出て骨盤の後壁を下り臀部(でんぶ)から下肢に分布する、からだの中で最も長く太い神経。下肢の屈曲をつかさどる。
ざる‐がい【笊貝】
ザルガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。殻長7センチほど。殻表には約40本の太い放射肋(ほうしゃろく)があり、黄褐色の地に赤褐色の雲状斑がある。房総以南に分布。食用。
しお‐ぜ【塩瀬】
縦糸を密にし、太い横糸を用いて横筋を出した厚地の羽二重。帯地・袱紗(ふくさ)・半襟・羽織地などに使用。塩瀬羽二重。
しの【篠】
1 「篠竹(しのだけ)」に同じ。 2 「篠笛」の略。 3 紡績の中間過程で、不純物の除かれた繊維を長さをそろえて太いひも状にしたもの。