こうていのいないはちがつ【皇帝のいない八月】
小林久三の長編ミステリー小説。昭和53年(1978)刊行。自衛隊によるクーデーターを描いたフィクションで、同年、山本薩夫監督により映画化。
こうどう‐てんじ【行動展示】
主に動物園で、動物本来の特徴的な行動を引き出し、それを観察できるような工夫をした展示。たとえば潜水が得意なペンギンのため、水中での行動を見られるよう工夫した展示などをさす。行動的展示。→生態展示...
こうどう‐は【皇道派】
旧日本陸軍内部の一派閥。荒木貞夫・真崎甚三郎を中心に、昭和7年(1932)ごろから勢力をもった。クーデターによる国家改造を計画したが、統制派と対立、二・二六事件の失敗により衰退した。
こうはん‐ちょう【甲板長】
船の操縦、船体の保守、積み荷の管理などに従事する船員の職長。水夫長。ボースン。
こうもと‐は【河本派】
自由民主党の派閥の一。新政策研究会・番町政策研究所の昭和55年(1980)から平成9年(1997)における通称。河本敏夫が三木派を継承して会長を務めた。首相として海部俊樹を輩出。→高村(こうむら)派
こうやすいぬものがたり【高安犬物語】
戸川幸夫の短編小説。山形県の高安地方でまたぎ犬として飼育されていた高安犬(昭和初期に絶滅)をモデルとした作品。昭和29年(1954)発表。同年、第32回直木賞受賞。
こう‐らい【後来】
1 こののち。行く末。将来。「手を取って—を語ることも出来ず」〈左千夫・野菊の墓〉 2 遅れて来ること。また、その人。「呼び入れて、—とて酒すすめて」〈沙石集・九〉
こう‐れい【伉儷】
《「伉」も「儷」も、つれあいの意》夫婦。また、夫婦の仲。「子爵と明子とが—を完(まっと)うせんは」〈芥川・開化の殺人〉
こう‐れい【好例】
適切な例。適例。「夫唱婦随の—」「—を示す」
こうれいしゃむけ‐ゆうりょうちんたいじゅうたく【高齢者向け優良賃貸住宅】
高齢者の安全・安心に配慮した賃貸住宅。60歳以上の単身・夫婦世帯を入居対象とし、バリアフリーや緊急時対応サービスなどに対応。原則として一戸あたりの床面積は25平方メートル以上、各戸に台所・水洗便...