此(こ)れははや
驚いたり、失敗したりしたときにいう言葉。いやまったく。いやはやどうも。「—、烏帽子が遅う来るな」〈狂言記・烏帽子折〉
転(ころ)ばぬ先(さき)の杖(つえ)
前もって用心していれば、失敗することがないというたとえ。
ころび【転び】
1 ころぶこと。倒れること。転じて、失敗すること。「七(なな)—八(や)起き」 2 江戸時代、キリシタンが幕府に弾圧されて仏教に改宗したこと。また、その人。ころびキリシタン。 3 売春すること。...
転(ころ)んでもただは起(お)きない
たとえ失敗した場合でもそこから何かを得ようとする。欲の深い、また、根性のある人のたとえ。転んでもただでは起きない。
碁(ご)に負(ま)けたら将棋(しょうぎ)に勝(か)て
あることで失敗しても、くよくよせず、他のことで取り返せ。
さ【蹉】
[音]サ(呉)(漢) [訓]つまずく つまずく。失敗する。「蹉跎(さだ)・蹉跌(さてつ)」
さい‐きょ【再挙】
[名](スル)失敗した事業や政治運動などを再び起こすこと。「—を図る」
さいさん‐さいし【再三再四】
「再三」を強めていう語。繰り返し何度も。「—失敗してもこりない」
才子(さいし)才(さい)に倒(たお)れる
才子は、自分の才知を過信するあまり、かえって失敗しがちである。
策士(さくし)策(さく)に溺(おぼ)れる
策士は、策略に頼りすぎてかえって失敗する。