うせ‐びと【失せ人】
行方の分からない人。「諸卿の家々に、十五より上の男子に、—やある。詮議有るべし」〈浄・初庚申楽遊〉
うせ‐もの【失せ物】
なくなった、またはなくした物。紛失物。
う・せる【失せる】
[動サ下一][文]う・す[サ下二] 1 なくなる。消える。いなくなる。「血の気が—・せる」 2 「行く」「去る」をののしっていう語。「とっとと—・せろ」 3 死ぬ。「二十九にてなむ、—・せ給ひに...
しち‐らい【失礼】
「しつれい(失礼)」に同じ。「天下の—を仕うまつりあへり」〈宇津保・国譲下〉
しっ‐か【失火】
[名](スル)過失から火事を出すこと。また、その火事。
しっ‐かく【失格】
[名](スル)資格を失うこと。「予選で—する」「教育者として—の行為」
しっか‐ざい【失火罪】
過失により火災を発生させて、建造物・船舶・鉱坑などを焼失させる罪。刑法第116条が禁じ、50万円以下の罰金に処せられる。
しっかせきにん‐ほう【失火責任法】
《「失火ノ責任ニ関スル法律」の略称》過失によって火災を発生させた場合は、原則として民法上の損害賠償責任を負わないことを定めた法律。明治32年(1899)成立。失火法。 [補説]日本は木造家屋が多...
しっ‐かつ【失活】
[名](スル)化学物質などの活性が失われ、反応を起こさなくなること。不活性化。
しっか‐ほう【失火法】
《「失火ノ責任ニ関スル法律」の略称》⇒失火責任法