き‐かい【奇怪】
[名・形動] 1 常識では考えられないほど怪しく不思議なこと。また、そのさま。きっかい。「—な事件が起こる」 2 常識に外れていて合点のゆかないこと。けしからぬこと。また、そのさま。きっかい。「...
きかい‐せんばん【奇怪千万】
[形動][文][ナリ]非常に奇怪であるさま。きっかいせんばん。「—な話」「—な振る舞い」
奇貨(きか)居(お)くべし
《秦の商人呂不韋(りょふい)が趙に人質になっていた秦の王子子楚(しそ)を助けて、あとでうまく利用しようとしたという「史記」呂不韋伝の故事から》珍しい品物は買っておけば、あとで大きな利益をあげる材...
きかおくべし【奇貨居くべし】
宮城谷昌光の長編歴史小説。秦の宰相となる呂不韋(りょふい)の波乱の生涯を描く。春風篇、火雲篇、黄河篇、飛翔篇、天命篇の全5部を平成9年(1997)から平成13年(2001)にかけて刊行。
き‐かん【奇観】
珍しい眺め。ほかでは見られないような風景。「—を呈する」
き‐かんすう【奇関数】
関数f(x)のうち、すべてのxに対して、f(−x)=−f(x)を満たす関数。例えば、f(x)=xやf(x)=sinxなど。⇔偶関数。
き‐がん【奇岩/奇巌】
珍しい形をした大きな岩。「—怪石」
き‐き【奇奇】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に珍しいさま。また、非常に不思議なさま。
きき‐かいかい【奇奇怪怪】
[名・形動]《「奇怪」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇怪なこと。また、そのさま。「—な事件」
きき‐みょうみょう【奇奇妙妙】
[名・形動]《「奇妙」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇妙なこと。また、そのさま。「ここに—の事実ありさ」〈逍遥・当世書生気質〉