だっしゅ【奪取】
真保裕一の長編サスペンス。にせ札造りを扱った犯罪小説。平成6年(1994)から平成7年(1995)にかけて、複数の新聞に「夢の工房」の題で連載。のち加筆・改題して単行本を平成8年(1996)に刊...
だっ‐しゅ【奪首】
[名](スル)スポーツなどで、首位の座を奪うこと。
だっ‐たい【奪胎/脱胎】
[名](スル) 1 他人の詩文の発想・形式を取り入れて新しく自分のものを作ること。「換骨—」 2 ごく薄い胎土(たいど)に釉(うわぐすり)を厚く塗って磁器を作ること。また、その磁器。
だつ【奪】
[語素]名詞に付いて、奪う、獲得する、などの意を表す。「—三振」「—タイトル」
だつ【奪】
[常用漢字] [音]ダツ(慣) [訓]うばう 他人のものを力ずくで抜き取る。うばう。「奪回・奪還・奪取/強奪(ごうだつ)・簒奪(さんだつ)・収奪・侵奪・争奪・剝奪(はくだつ)・与奪・略奪」
だつえ‐ば【奪衣婆/脱衣婆】
三途(さんず)の川の岸にいて、亡者の衣服をはぎ取り、衣領樹(えりょうじゅ)の上に待つ懸衣翁(けんえおう)に渡すという老女の鬼。
だつ‐さんしん【奪三振】
野球やソフトボールで、投手が打者を三振に打ち取ること。「連続—記録」「—王」
だつ‐じょう【奪情】
律令制で、喪に服している人に、役所のつとめにつくように命じること。
だつ‐りゃく【奪略/奪掠】
[名](スル)力ずくで奪い取ること。略奪。「家畜が—される」〈中島敦・李陵〉
ばい‐あ・う【奪ひ合ふ】
[動ハ四]「うばいあう」の音変化。「真を取らう取らうと存じて—・ふ内に」〈虎寛狂・真奪〉