うばい‐あい【奪い合い】
ものを争って取り合うこと。
うばい‐あ・う【奪い合う】
[動ワ五(ハ四)]数に限りのあるものを、争って取り合いをする。「電車の座席を—・う」
うばい‐かえ・す【奪い返す】
[動サ五(四)]一度奪われたものを、ふたたび相手から奪う。「タイトルを—・す」
うばい‐さ・る【奪い去る】
[動ラ五(四)]他人のものを、無理に取り上げて行ってしまう。比喩的にも用いる。「金目のものはすべて—・られた」「冷風が体温を—・る」
うばい‐と・る【奪い取る】
[動ラ五(四)]他人の物を無理に自分の物にする。無理やりに取る。「財布を—・る」「王座を—・る」
うば・う【奪う】
[動ワ五(ハ四)] 1 他人の所有するものを無理に取り上げる。「金品を—・う」「自由を—・う」「地位を—・う」 2 取り去る。取り除く。「命を—・う」「地表の熱を—・う」「雪で通勤の足が—・われ...
だっ‐かい【奪回】
[名](スル)奪われたものを取り戻すこと。奪い返すこと。奪還。「選手権を—する」
だっ‐かく【奪格】
《ablative》インド‐ヨーロッパ語などにおける文法用語で、格の一。動作の出自(…から)・手段(…によって)・原因(…のために)などの関係を表す。ラテン文法に由来する用語。従格。
だっ‐かん【奪還】
[名](スル)奪われたものを取り戻すこと。奪い返すこと。奪回。「陣地を—する」
だっ‐しゅ【奪取】
[名](スル)奪い取ること。力ずくで取ること。「政権を—する」「敵陣を—する」 [補説]書名別項。→奪取