やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】
1 柳の枝が細く長いのを髪に見立てていう語。「春風や—をけづるらん緑のまゆも乱るばかりに」〈新千載・春上〉 2 女性の長く美しい髪を柳の枝にたとえていう語。「—を何ゆゑに、浮き世恨みて尼が崎」〈...
やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】
1 柳の枝に萌(も)え出た若芽を眉に見立てていう語。 2 《「柳眉(りゅうび)」を訓読みにした語》女性のほっそりした眉。女性の美しい眉。
やねのうえのカールソン【やねの上のカールソン】
《(スウェーデン)Lillebror och Karlsson på taket》スウェーデンの女性作家、リンドグレーンによる児童文学作品。1955年刊行。背中にプロペラがついていて空を飛び回る...
やぶのうぐいす【藪の鶯】
三宅花圃の短編小説。東京高等女学校在学中の明治21年(1888)に刊行した処女小説。日本女性による初の近代小説とされる。
やま‐ガール【山ガール】
登山やハイキングを趣味とする若い女性。特に、山スカートやカラフルな小物などを身につけ、女性らしい装いも同時に楽しむ人をいう。また、そのような装いを、町でファッションとして楽しむ女性。
やまと‐なでしこ【大和撫子】
1 ナデシコの別名。 2 日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
やま‐の‐かみ【山の神】
1 山を守り、支配する神。多く、女性神として信仰され、農民・狩猟民・鉱業者などに祭られる。→田の神 2 妻のこと。特に、結婚してから何年もたち、口やかましくなった妻。 3 カジカ科の淡水魚。頭部...
やまのさち【山の幸】
東郷青児による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。山と丘を背景に、果物の入った籠を持つエプロン姿の二人の女性を描く。藤田嗣治による「海の幸」と対になっている。
やまぶき‐おり【山吹織(り)】
縦糸に絹糸、横糸にガス糸または木綿糸を用いて織った織物。紋繻子(もんじゅす)の一種。女性用の帯地にする。
やり‐て【遣り手】
1 物事をする人。物事を行う人。「危険な仕事なので—がない」 2 物を与える人。物をくれる人。「—がいても、もらい手がない」 3 腕前のある人。敏腕家。「業界きっての—」 4 遊郭で客と遊女との...