うばい【優婆夷】
《(梵)upāsikāの音写》女性の在家仏教信者。清信女(しょうしんにょ)。近事女(ごんじにょ)。⇔優婆塞(うばそく)。
うば‐いし【姥石】
母と子の別れの伝説や、女人禁制の境にある石にまつわる伝説。また、その石。多くは、女性が禁を犯して石になったものとして伝えられる。全国に点在する。
うば‐ざくら【姥桜】
1 葉が出るより先に花が開く桜の通称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。葉がないことを「歯無し」に掛けた語という。 2 女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性。
うぶ‐め【産女/産婦】
1 妊婦。また、産婦。 2 (「姑獲鳥」とも書く)難産のために死んだ女性の幽霊。また、想像上の怪鳥。赤子を抱いて現れ、通行人に抱かせようとしたり、幼児の泣き声に似た声で夜間飛来して子に害を加えた...
うみのさち【海の幸】
洋画家、藤田嗣治による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。砂浜を背景に、魚介類を入れた籠を持つ二人の女性を描いたもの。東郷青児による「山の幸」と対になっ...
うらしま‐せつわ【浦島説話】
伝説「浦島太郎」の原型となる説話。古く雄略紀・逸文丹後国風土記・万葉集・続日本紀(しょくにほんぎ)にみえ、平安時代以後も「浦島子伝」など多くの文献がある。大筋は「浦島太郎」と同じであるが、「浦島...
うら‐わか・い【うら若い】
[形][文]うらわか・し[ク] 1 若くういういしい。多く、女性の若く可憐なさまをいう。「—・い乙女」 2 草木などの先が若くてみずみずしい。「小里なる花橘(はなたちばな)を引き攀(よ)ぢて折ら...
うるわし・い【麗しい/美しい】
[形][文]うるは・し[シク] 1 精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。心あたたまり、うつくしい。「—・い母性愛」「—・しい友情の発露」 2 形・色・容姿などが、目に快く映るさま。うつく...
うれ‐のこり【売れ残り】
1 商品が売れないで残ること。また、その品。「バーゲンセールの—」 2 婚期を過ぎて女性が独身でいること。
うれ‐のこ・る【売れ残る】
[動ラ五(四)] 1 商品が売れないで残る。「冷夏でビールが—・る」 2 婚期を過ぎても女性が独身でいる。 3 学生が卒業期になっても就職先が決まらずにいる。