にゅう‐ぼう【女房】
「にょうぼう」に同じ。「三十余人の—たちを始めとして」〈仮・恨の介・上〉 [補説]「にゅうぼう」と書いて「にょうぼう」の発音を表したもの。
にょ【女/如】
〈女〉⇒じょ 〈如〉⇒じょ
にょ‐い【女医】
律令制で、典薬寮に属した女性の医師。産科・外科・針灸などを担当した。
にょ‐いん【女院】
三后(さんごう)・准母(じゅんぼ)・女御(にょうご)・内親王などで、朝廷から特に「院」または「門院」の称号を受けた女性。平安時代、一条天皇のとき皇太后藤原詮子が出家の際に東三条院の院号を贈られた...
にょう【女】
⇒じょ
にょう‐いん【女院】
「にょいん(女院)」に同じ。「何(いか)なる—、姫宮にても坐(おはし)ませ」〈太平記・一八〉
にょう‐かん【女官】
「にょかん(女官)」に同じ。「主殿司(とのもりづかさ)、—などのゆきちがひたるこそをかしけれ」〈枕・三〉
にょう‐ご【女御】
1 後宮(こうきゅう)に入り天皇の寝所に侍した高位の女官。皇后・中宮に次ぎ、更衣の上に位した。主に摂関の娘がなり、平安中期以後は皇后に立てられる者も出た。にょご。「いづれの御時にか、—、更衣あま...
にょ‐ご【女御】
⇒にょうご(女御)
にょうご‐だい【女御代】
大嘗会(だいじょうえ)の御禊(ごけい)の儀を行うとき、選ばれて女御1の代わりを務めた女官。